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五行説.1;漢方の基礎理念 1.

太古への想い、

2012年11月22日

2012年11月18日 神戸は秋が盛りです。
六甲山(標高300~600m地点) の紅葉です。
六甲山の紅葉.01.
見にくいですが、眼下の向こうが、東神戸です。(夜は、100万ドルの夜景です。)
―以下、六甲山の紅葉です。―

地球とは、表面が、地殻と、
その上に溜まったもの(海)と、覆(おお)っているもの(大気)で成り立ち、
太陽のエネルギーを享受し、それを、傾いたまま振り回している
(地軸は、月のおかげで安定します。)
惑星と言えます。

  • 地球の生き物にとって、 -続きは、ここをクリックください。-
    • 六甲の紅葉02

      地球の生き物にとって、
      1年という単位は重要です。
      古代の人々は、
      年月の変化の微妙なズレにも驚き、
      不安になったことでしょう。
      そんな時も、
      節度ある変化の確認として、
      星の見え方と、太陽の傾き(影)が、
      心強かったでしょう。
      そして、神話が生まれたのでしょう。

      冬至、夏至、春分、秋分は、いずれかが、年を巡る起点(新年)とも、基点
      (その何日後かが、重要な何かである)
      にも、なり得るものです。人々の、“お祭り” の原点の1つです。

      六甲の紅葉03.

      温帯のもっと、北(南)の人々にとって、
      寒さは、死の恐怖です。
      冬至を迎えて、
      あと少しの勇気を奮い起こし、
      春分に希望を託し、
      夏至に感謝し、
      秋分には、恐れおののく気持ちで、
      溢れたことでしょう。
      (南半球では、反対です。)

      赤道あたりでは、周りの景色に、変化は乏しいでしょうが、
      季節毎に繰り返す雨や風の問題があります。
      水を確保すべき、大規模な農業が生まれていたのですから。
      温帯の変化とそれを振り回す自転の力が、熱滞の天候にも、
      雨季、乾期などと影響するのでしょう。

オリエント=文明の分岐点

古代メソポタミア文明

2012年11月24日

現代は、古代メソポタミア文明の影響が、大きいと言われます。
  • 建築、船、車、文字、文学、 ―続きは、ここをクリックください。―
    • 六甲の紅葉4.

      建築、船、車、文字、
      文学、都市、、、、
      神話、宗教、そして学問の萌芽。

      エデンの園は、この地かも知れず、
      大洪水と方舟や、
      バベルの塔のモデルも、
      見出されるそうです。

      その古代メソポタミアは、
      60進法だった、
      と、のことです。

      人々は、1年を知るため、何度も指折って、365余りを数えたことでしょう。
      月を知るため、30足らずを数えたことでしょう。一応、1年は、12ケ月です。
      そして、自然は、必ずしも、数字に整合しないことを知り、
      補正の方法を工夫したのでしょう。

      しかし、人間の作るものは、合理でまとめれば良い
      そのように、“割りきり” ましょう。

      円の角度は、割り切って、360度に決めましょう。
      1日は、年の月数と同様に、12時間ずつ、24時間としましょう。

      3600は、60のベキ数(60×60)です。
      秒と分の規定です。

      月にも、季節のような単位を入れると、重力の変化と海潮の目安になります。
      1週間と7つの曜日です。、、、
      と、言う、具合でしょうか???、、、、。

      六甲の紅葉05.

      ちなみに、古来、中国は、インド伝来どおり、
      7曜の名に、
      陰陽(日、月)と、5行(木、火、土、金、水)
      そのものを当てています。
      移入の傑作と思われます。

      もちろん日本も踏襲しています。
      今さら、味気なく変えず、
      それを超える合理が現れるまで、
      使っていきたいものです。

      こうして、10進法の1から10を使って、
      時間と、平面~空間への規律を作ってしまったのでしょう。、、、
      学問の萌芽と思われる理由です。

古代メソポタミア文明+古代インダス文明=オリエント文化

2012年12月05日

  • メソポタミア文明に少し遅れて、―続きは、ここをクリックください。―
    • メソポタミア文明に少し遅れて、インダス文明は、
      もう少し内面に向かいました。精神重視です。
      いろいろな事象から、それらを根源に収束させ、
      人間そのものや、生命について、深く考えられました。
      メソポタミア文明の方法にならって、今度は、理念を導きます。

      六甲の紅葉06.

      そして、
      インダス文化では、世界を、
       “ 地 ”、
       “ 水 ”、
       “ 火 ”、
       “ 風 ”、
       “ 空 ” の、
      並列した5つの根本概念 (五大;ごだい)
      からなると規定されました。

      現代風に言えば、この世の存在は、“固体”、“液体”、“気体”の三態と、
      時間” と “空間” で成り立つ、、、
      と、敷衍(ふえん)出来るでしょうか?、、、、。

      そして、ここからは、人間をどの位置に置くかで、展開が大きく変わります。
      インダスの人々は、
      物質>生物>人間なのだから、所詮人間も、この五大に含まれる。、、、、
      今の私は、長い輪廻時間の、ひとこまに過ぎない。
      悠久の“時間”の変化を思えば、
      人の思考など、とても、空しさ(“空”)を埋めるに至らない、、、
      私は、人間という、私の固有の時間と空間を、
      せいぜい有意義に生きるべき存在である、、、、、、、。
      という感じになるのでしょうか?

      六甲の紅葉07.

      こうして、2つの文明から、
      現実の世の中に対する、
      オリエント風の認識が生まれました。

      この認識や人間探求の試みは、
      深甚な学問や思想の姿と重なります。

      これらは、全て、今から4千年前、紀元前2000年頃の、
      遠い、遠い昔の話です。
      しかも、その後(あと)、
      ほんの、数百年という、瞬(またた)く間に、
      このオリエント文化が、世界各地で共有され、
      それぞれの文化に組み込まれて、
      やがて、特徴ある展開を見せたというのは、本当に驚きです。

オリエント文化、西へ、

申し訳ございません。しばらくお待ちください。編集中です。

オリエント文化、東へ、

申し訳ございません。しばらくお待ちください。編集中です。

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