そのひと そのひとへ、、、
中六の漢方を
まずは、お電話ください。
073-422-2400
ご相談メールはこちらから どうぞ、
トップへ / やくろう編集版 目次 / 水虫の話 その0.その1. / 水虫の話その2.水虫の治療法、予防法やくろう編集版
みずむしは、その辺の何処にでもいるカビです。
水虫と仲良しを続けるか、サヨナラするかは、
結局、いつまで、水虫にとって住みやすいか、どうか? で、
決まります。
決して、水虫は、運、不運の問題だけではありません。
水虫に好かれる理由を、放ったらかしの事が多いからです。
1. 水虫の予防方法のポイントは、清潔と乾燥です。
2. 水虫の治療方法のポイントも、清潔と乾燥です。
付け加えるなら、あと少しの根気と、
いつも水虫に嫌がられる工夫です。
― 外から来たものは、洗って追い出せ!―
床に足をペタンとつけ、上から、手の親指と中指で、
両端の足先の爪あたり(第一関節)を、はさみつけて下さい。
どこか、ぴったりくっ付いてしまう指があれば、
その指の間が、あなたが、水虫にやられやすいところです。
もし、普段から、そこに、汚れ(普通これは、垢+ホコリです。)が、
たまりやすい人は、なおさらです。
水虫にとって、エサ付きで歓迎中となります。
「外から来たものは、洗って追い出せ!」
何であれ、これは、初期の原則です。
水虫は、余程のことが無い限り、直ちに、皮下深く侵入する危険が少ないので、
いつまでも、これが水虫の治療原則です。
石けんを十分泡立たせ、手の指で足指間を洗います。
風呂から上がる前に、2度洗いもグーです。
上で見つけた指の間は、念入りに、、。(予防)
** 石けんは、普通の石けんの方がいいです。
肌は、弱酸性です。もし、
“肌に優しい”理由が、石けん自体の弱酸性によるなら、
菌糸や汚れが落ち足りません。
普通のアルカリ性か、中性の石けんの方がよく落ちます。
ヌルヌル感(しっとり感)の残るものも、今は不適です。
指間の水虫は、非常にカユイことが多く、タオルでゴシゴシするのは、
洗うよりは、無意識にカイているのです。
いたづらに、傷つけます。指で充分です。
石けんを十分泡立たせ、しかし、少々手荒に、手の指で足の指間を洗います。
ふやけた皮膚が取れても無視しましょう。
水泡が破れて、皮膚がピンクにむけてもかまいません。
痛みさえなければ、寝る前に、水虫薬をすり込みます。
水泡がめくれても、ピンクの薄皮状態でも、痛みが無ければ、水虫薬だけです。
寝る時に、指先に綿球やコットンをはさみ、薬の塗った指間を、
拡げておくとよいでしょう。
水虫薬は、寝る前と、昼休みごろ2回塗るのが適当です。
難しければ、せめて、朝、靴下を履く時に、薬をふき取り、
塗りなおしてください。
垢や、薬で弱った菌糸もふき取れます。
そして、夜と同じで、コットンかガーゼを小さくちぎり、
念のため、水虫液を3滴たらし、薬の塗った指間にはさみ、
綿棒ほどのスキ間を作っておくと、効果10倍です。
同様に、靴下を、履く前に、水虫用の、乾燥の、パウダースプレーも非常に有効です。
水虫は、ある程度繁殖して、勢いよく菌糸を伸ばす時期が、猛烈に痒くなります。
8/25日の記事の彼が水虫に気付くのは、ゴルフの1週間後でしょう。
出来れば、そんな強烈にカユイ、2~3日だけは、1日10回ぐらい繰り返すつもりになってください。
1日1回でo.k.の水虫薬が多いですが、
試験管内のように、しっかり付いていればの話です。
昼間の行動は、薬は患部に留まらず、すぐに取れるものです。
かと言って、薬や軟膏の基材にかぶれない自信がない限り、
厚く塗っては、ダメです。
皮膚病の軟膏の塗り方の基本は、たとえ回数が増えても可。
1回量は、うすーく、うすーく伸ばすことです。
下記、傷薬と傷口保護の時は、例外です。
だから、1日最低2回がオススメです。
水虫には、かぶれも、細菌も加わります。
水虫ばかりに気をとられないように、、。
1). 洗っている時、痛みを感じたら、、、
洗っている時、痛みを感じたら、傷があります。
バイキン(細菌)感染の予防も必要です。
ちょっとだけズキッと、しみるときは、小さい傷です。
その部分にイソジン液をつけ、2分後、全体に水虫薬を重ねて塗ります。
イソジンに含まれるヨウ素は、カビ(真菌)にも有効です。
本来の細菌感染を防ぎ、しかも、少し傷口の乾燥作用があります。
2). 強い赤味の傷がある時は、、、
皮膚がただれたり、皮膚のところどころに、
もっと赤味の傷がある時は、3日ほど、
①イソジン、
②水虫クリーム、のあと、傷口に、
③抗生物質の軟膏((例)ドルマイシン軟膏) を、ベットリ塗り加えます。
保護を兼ねる時は、抗生物質の軟膏も、クリームより、
なかなか取れない、軟膏の方がいいです
3). 痛みの強い傷がある時、、、
痛みが深く、傷が指間一帯の広い範囲なら、まず傷の手当が先です。
2~数日、イソジンの後、
抗生物質の軟膏((例)クロロマイセチン軟膏;クリームです。)を、
伸ばし、その上に傷薬を、べっとりつけます。
水虫薬は、使いません。
水虫薬は、2.3日後から、傷口が治ってからです。
傷薬は、亜鉛華を多く含んだ、
軟膏((例)トフメル、パイロール) が、いいです。
殺菌と、水虫が喜ばないよう、乾燥を兼ねられます。
1)、2)、3) とも、靴下の汚れは覚悟して、
けっして、バンソウコウは使いません。乾燥のためです。
小さいガーゼを、はさむだけなら、結構です。
4). 1).2).3).で、数日で改善しない場合、、、
1).2).3).で、数日で改善しない場合、
皮膚科のお医者さん、水虫に詳しい薬局で、ご相談ください。
また、 * もっと奥で痛みを感じたり、
痛みとはれが深く、広い範囲で、4、5日続くなら、、、
既に、傷口からバイキン(細菌)が相当量、
深く入っているかも知れません。
足の甲まで熱を持ち、大腿の付け根のリンパまで腫れてくることもあります。
同様に、皮膚科のお医者さん、水虫に詳しい薬局で、ご相談ください。
“土踏まず” の周辺、このあたりも、
水虫が、始めに出来やすい部分です。
クリックで拡大します。
カイて拡がっていますので、かゆみは、もう、散発的でしょう。
最初は、恐らく、やけどより少し深い位置、
少し皮の厚い、1~数個の独立した水泡だった、と思われます。
そこから、こうなるまでが、ものすごく痒い時期です。
水虫は、その名のとおり、水気が無ければ、繁殖出来ません。
だから、この状態の一番の治療方針は、乾燥です。
海岸の、45度以上に温められた、乾いた砂に、足を突っ込み、
少しずつずらしながら、20分ジッとしています。
3日もすれば、見違えるように治ってきます。
*1). 石鹸でよく洗い、
*2). 水虫薬をウスーくのばします。
*3). 靴下を履く前に、水虫パウダースプレーを吹き付けます。
1). タオルで、、
タオルで(カキながら)、こすっても、かまいません。
水泡が破れても、大したこと無いでしょう。
石鹸は、大事です。水虫菌は、水泡をおおう皮膚や、
水泡と皮膚との境界部に菌糸を伸ばしています。
ポツンとした水ぶくれの中や、破れて出てきた液には、ほとんどいません。
きっと、水泡は、菌糸を中まで入れまいと、皮膚が抵抗して出来るのでしょう。
だから、その液がついても、うつりません。
2). かゆみの強い間は、、、
かゆみの強い間は、指間型と同様、1日数回、水虫薬を塗る方がいいでしょう。
とにかく、中まで届けとばかりに、すり込むことです。
3). この場所は、、、
この場所は、薬が非常に取れやすいところです。
かといって、救急バンなどで、フタをすると、湿度を上げて、逆効果です。
皮膚からの浸出液自体が、湿度の元になります。
破れた水泡の内容物を貯めるし、バンソウコウの接着部分の周辺が、今度は、次の標的になります。
そこで、靴下を履く前に、水虫薬を2度塗りして、さらに、
水虫パウダースプレーを、吹き付けます。
これで、薬が、長持ちします。
傷があれば、話が別です。
同時に、前項のように、イソジンや、傷の手当を、最小範囲で、加えます。
土踏まずは、へこんでいますので、乾かすにも、洗うにも、意外と盲点です。
先の、水面から顔を出したモチ(餅)状態に、なりやすいのです。
絶えず、乾燥させ、水虫に、嫌われるようにしたいものです。
水虫パウダーが1番です。
ただし、スプレーは、かぶれやすいので、確認しながらお使いください 。
パウダーは、水虫薬が、浸出液で薄められ、流され、
靴下などでふき取られて、効き目がオチても、補ってくれます。
今はありませんが、昔、
“デルムパウダー” という、やくろうが大好きだった、
水虫薬がありました。
デルムパウダーです。
刺激が少なく、おだやかな水虫の薬(ウンデシレン酸)と、
カユミ止め、が入った水虫パウダーです。
これを、靴下を履く前に、靴下の中に、振りかけていただきました。
水虫を、積極的に退治する程の力はありませんが、
浸出液の多い時は、かなり有効でした。
何より、湿気を集めますので、水虫が水を求めて、
パウダーの中に、菌糸を伸ばしてくると、やっつけられます。
最近、水虫用の、スプレー式のパウダーが、ようやく復活しました。しかし、パウダー量が、物足りないと感じます。
これは、脇の汗止めパウダーにも言えます。
白くなり、かっこ悪いですが、一時(いっとき)のカユミ止め効果より、
乾燥に重点を置いたものも、薬の効き目が長持ちになり、効果があると思います。
効いた気分は劣りますが、スプレー部は、刺激が少なくて、
パウダー部は、穏やかな薬のほうが、事故が少ないでしょう。
シッカロールがあれば、
水虫液を3回塗って、パウダーをふりかければ、同じ意味で使えます。
布おむつは、パフでペタペタと多めでした。
少しでも、水を吸い取り、肌が濡れて、おむつ交換までの、
気持ち悪がる時間を延ばします。
紙オムツは、肌の窪みに、コロンと固まるようでは、湿気をためてしまいます。
水虫パウダーのように、繁殖阻止力がなく、
かえって、カビ繁殖の原因になりかねません。
紙オムツ使用時は、
パウダーは、指でつまんで、サッと撒き散らす程度の方がいいでしょう。
お尻を、時々拭いては、サッとパウダーです。
とにかく、この状態の水虫は、浸出液が多く、乾燥が重要です。
次の、足の裏の、ガサガサ(肥厚型)の水虫の、
中に出来た、水疱(すいほう)型も、治療方法は同じです。
そして、
できるだけ、いろんな方法を利用し、水虫を、住みにくくしましょう。
次へ、水虫の話その3. やくろう版に進む、
トップへ / やくろう編集版 目次 / 水虫の話 その0.その1. / 水虫の話その2.水虫の治療法、予防法やくろう編集版